人間の美意識は昔から無毛のほうが高貴

人間の美意識は昔から無毛のほうが高貴

 

実は「毛が生えていないツルツルでキレイなお肌が美しい」と感じてしまうのは、DNA自体に刻み込まれている人類不変といえる美意識になっているようです。考古学の世界では2万年くらい前にすでに脱毛をやっていたことが推測されていて、この脱毛の歴史をふりかえってみると、「体の毛が生えていない人」であることこそが高貴である地位を証明するステータスシンボルになっていたようです。

 

あなたも無意識のうち感じてしまっている「毛が生えていないことが美しい」と思える感覚は正しかったんです。古代ギリシャの時代やローマの時代でも、体毛を除去することはやっていたようで、紀元前70〜30年くらいの時期でもクレオパトラが埋葬されたときの埋葬品に、脱毛するために使われる青銅製のカミソリがいっしょに埋められていたといわれています。

 

ですが、脱毛の歴史を見てみるとそれは、肌ダメージとの戦いの歴史でもあったんです。2011年に脱毛方法を調査した結果、1位はカミソリで60.5パーセントでした。2位は毛抜きで約36パーセントになりました。3位は電気シェーバーで約16パーセントになりました。

 

脱毛をした際の問題は、時間がかかることやカミソリ負けになってしまったり、毛が濃くなってしまったり、色素沈着が起きてしまったり多くのトラブルがありました。ですが、このような問題は脱毛技術が上がったことによって解決されてきています。「ケノン」が人気になっているのも、この問題の多くを解決したからなんです。

 

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